2011-10-20

いたち川の水辺と清水(平成名水百選)

いたち川は、富山県富山市を流れる約12kmの河川。常願寺川と神通川という富山の2大河川を結ぶ川であり、常願寺川の馬瀬口が水源だそう(常願寺川の源流は立山連峰)。水辺には、湧水、井戸水が豊富なようだ。川縁には遊歩道が整備されている。街中に清流が流れる。

このて橋から久右衛門橋を臨む
透明度が高く、藻も青々としている

やや硬い味。汲みたての水も美味しい。
水汲みに来る方はみんな挨拶をしていた

自転車で水を汲みに来る方が多かった。知り合い同士の水汲み連係プレーが美しかった。
水汲み場周辺、河原もきれいにされていた。増水した数日後とは思えない美しさだった。河川周辺の住民の意識が高いのでしょう。愛護会のみなさまにも感謝。


やや硬めに感じる。ミネラル豊富な感じで美味しい水。
珈琲、紅茶にもあいそう。玉露以外なら緑茶も美味しそう。

水質・湧水量等
水くみ場へ供給している自噴水は、周辺道路の消雪にも利用されるため、消雪水が出ている降雪時は、水くみ場の水が止まることもある。

「子安地蔵尊の水」
水温 15℃
pH 6から8
硬度 120
湧出量 670 L/s
(NPO法人富山名水を守る会HPより)
http://www.toyama-meisui.jp/meisui.html

アクセス 
・子安地蔵尊の水
JR北陸本線「富山駅」下車→市内軌道(路面電車)「西町」徒歩10分
駐車場なし

・石倉町の延命地蔵の水
 JR北陸本線「富山駅」下車→市内軌道(路面電車)「西町」徒歩8分
駐車場なし

伝説等
1858(安政5)年の飛越地震では、土砂が崩れてダムが形成された。やがて、土砂ダムが決壊して土石流が発生し、多くの死者や病人が出た。この折、夢枕に現れた地蔵尊のお告げに従って川から拾いあげた地蔵尊を供養すると、病に苦しむ人々が快方に向かったと伝えられ、以降この地の湧水は万病に効く水として知られるようになった。


参考サイト

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